旬を過ぎた少し甘酸っぱくて小粒の苺が手に入ったら
苺のズッパを作りませんか?
形が悪かったり、小さかったり、あまりおいしくなかったりな苺が大活躍するスイーツです。
苺のズッパとは
苺のズッパはイタリアのドルチェで、シロップ漬けの苺をカスタードソースに浮かべたものを指します。
イタリア語では「zuppa di fragole」と書きます。
(ズッパはスープの意味で、主に野菜などのスープに使われるそう。)
風味をつけるため、苺のシロップにはラム酒を加えてみました。
ラム酒がなければ他のリキュールでもいいですし、もちろんなくても大丈夫だと思います。
ひんやり冷たくてなめらかなソースと甘酸っぱい苺が高相性。さっぱりとした甘さなので口直しになります。
カスタードソース作りについて
一番の山場はカスタードソース作りです。ですがレンジと泡だて器さえあれば簡単に作れるんです。
ただしレンジによる加熱のし過ぎにはご注意を。
加熱をすればするほどソースではなくクリームのようにもったりしてしまいます。
ある程度とろみがついてきたらそれで十分。
本来お菓子作りは分量をきっちり量るのがセオリーですが、このレシピは計量スプーンと計量カップがあれば大丈夫。
簡単に作れますので、是非お試しを。
材料(作りやすい分量)
[苺のマリネ] | |
苺 | 1パック弱(150g程) |
上白糖 | 大さじ1と1/2 |
レモン汁 | 大さじ3 |
ラム酒 | 小さじ2 |
[土台] | |
ビスケット | 4~5枚 |
牛乳 | 大さじ1 |
[カスタードソース] | |
全卵 | 2個 |
上白糖 | 大さじ3 |
薄力粉 | 大さじ1 |
牛乳 | 250ml |
作り方
1苺のマリネを作る
苺のへたを取る。ボウルに苺のマリネの材料を混ぜ、ラップをして冷蔵庫で一晩置く。
2土台を作る
ビスケットを小さく割って深さのある容器の底に敷き詰める。牛乳を浸してやわらかくする。
3カスタードソースを作る
耐熱容器に全卵を割り、上白糖と共に泡だて器でよく混ぜ、ふるった薄力粉と牛乳を加えさらに混ぜる。ラップをして500wのレンジで2分加熱し、取り出して混ぜ、さらに2分レンジで加熱して混ぜる。そのまま常温になるまで冷ます。
4仕上げをする
2の容器に、カスタードクリームの半量を流す。苺を5~6個取り出して半分に切り、バランスよく配置する。残りのカスタードクリームを静かに流し、その上に苺を好きな形に切って盛り付ける。
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